幕末太陽傳
今更ながらにこんな大作をAmazonプライムで初めて見た。
なんと豪華な作品!豪華なキャスト。適材適所な配役。
古典落語の居残り佐平氏の話をたまたま知っていたので、途中まで見て、「もしかして、落語が元になってる?」と思い、どんどん画面に引き込まれて行った。
落語でイメージしていた佐平次とは違ったが、
フランキー堺の達者ぶりに面食らってしまった。フランキー堺は弟の若い頃とそっくりなのでなんとなく興味はあったが、「私は貝になりたい」くらいしか主演作を見ていなくて、よく知らない俳優だった。まさか、こんな上手い俳優だったなんて!しかも話し方や身のこなしに粋さある。いい俳優だ。
石原裕次郎や南田洋子、左幸子、岡田真澄の存在感もすごいし、それぞれの演技を見ていてすごく楽しかった。
日本が誇るべき娯楽大作で、川島雄三監督の偉大さを改めて知った。
最近65インチのテレビを買って大画面で見れて、映画館で見てるような気分になれて、さらに面白さが増したような気がする。