fiorentinax's ブログ

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

お給料

昨日会社の決算で、少しばかり給料の値上げをお願いしてみた。上げるにあたって文句は言われたけど、希望通りの額を上げてもらえて、すごく 嬉しい気持ちだった。 値上げがあったり、税金も払うし、上げてもらってもそこまで影響はないかもしれないが、 やは…

#アナザーラウンド

トマス・ヴィンターベア監督、デンマーク映画 2021年日本公開。 これは多分今年のマイベスト1になる予感。 特に期待もなく、下調べもせずに観に行った のだけど、デンマークの風土とか学校の雰囲気からして心を掴まれ、主演のマッツ・ミケルセン の魅力に途…

#午後3時の女たち

2013年のサンダンス映画祭で監督賞に受賞。 夫とのセックスレスに悩むアラフォー女性が、若いストリッパーとの偶然の出会いをきっかけに、自分の人生を見つめ直していく。 Amazonプライムで鑑賞。 タランティーノが選ぶ10本とアマプラの紹介文にあったので見…

#ライトハウス

灯台守の二人の男の話。 最初は若い男はまともで、ウィリアム・デフォー演じる船長が意地悪く、若い部下を小馬鹿にして、こき使うので、若い男に同情しながら見たのだが、途中から状況が変わってくる。 足の悪いカモメが死んだら不吉なことが 起きると言われ…

#魔女がいっぱい

アンハサウェイ主演。ロバート・ゼメキス監督2020年作品。 前知識なく見た。魔女の話だけど、ファンタジー映画だった。 途中から主演の少年はネズミにされちゃったから、ディズニー映画見てるような感覚に。 アン・ハサウェイも貫禄が出てきて、歳をとったな…

#運命の女

エイドリアン・ライン監督。 郊外の幸せな上流家庭。美しい妻と妻にベタ惚れの優しい夫。小学生の子供の3人暮らし。 ある日、偶然に妻のダイアン・レインが 下町でフランスの若いセクシーな色男と知り合う。 常時を重ねるようになり、夫のリチャード・ギアが…

#キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

2002年、スピルバーグ監督作品。 実話を元にした全米を駆け巡った詐欺師と それを追う刑事の話。 かなり好きな映画で何回か見ているが、何度見てもディカプリオの軽快でハンサムな詐欺師っぷりに見惚れてしまう。 家出少年がパイロットに変装、いとも簡単に…

#カリフォルニア

公開当初に映画館で見て、かなり衝撃を受けた作品。1993年作品。R指定で、ブラピが殺人鬼を演じているが、衝撃を受けたのはそこではない。 ジュリエット・ルイスの演技の素晴らしさ! ゆっくり喋るのが特徴で、ちょっと抜けた ブラピの彼女役なのだが、この…

#ファーザー

アンソニー・ホプキンス、2020年最優秀主演男優賞受賞作品。 ロンドンで暮らす老人が痴呆症を患い、老人本人と実の娘が、その変化に戸惑う様子を、 老人の頭の中の幻覚を混ぜて見せていく。 痴呆症を扱う映画の手法としては新しいやり方で興味深かった。 し…

#ノマドランド

2020年、アカデミー作品賞 フランシス・マグドーマン主演で、ほとんど彼女の映画と言っても良い。 車で暮らしながら、ある期間だけ人が足りない仕事場へ移動しながら暮らす。 家畜は飼ってないから遊牧民ではないが、移動しながら暮らす人たちの話。彼らには…

#ミナリ

スティーヴン・ユァンが主演ということで、京都シネマで見てきた。アカデミー作品賞候補、5本の中に入っていた。 彼はアメリカのドラマ「ウォーキングデッド」を見て以来だから、かなり前からいいな、と思っていた。今回アカデミー主演男優賞に選ばれ、アン…

#ジュディ虹の彼方に

ジュディ・ガーランドの伝記。 レネー・ゼルウィガーがジュディの役を熱演。 ブリジットジョーンズの日記とシカゴの元気でちょっと抜けた印象の彼女が、髪の毛もジュディの黒に染め、老けメイクで体当たりの演技。 やはりジュディといえば、子供時代が絶頂だ…

#カリートの道

1993年、ブライアン・でパルマ作品。 だいぶ前に3回ほど見ていたが、昨日4月25日がアルパチーノの生誕日だと知って、もう一度見返してみた。 アルパチーノは大好きなので、出演作はたいてい見てるが、特に好きな作品。スカーフェイスより、こちらのほうが好…

#ハウス・ジャック・ビルト

「ラース・フォン・トリアー監督・脚本、マット・ディロン主演による2018年のサイコロジカルホラー映画である。1970年代から80年代にかけての12年間にわたって米国ワシントン州で暗躍したシリアルキラーのジャックが描かれる。」 以上、ウィキペディアより …

#青春群像

フェリーニ作品で、未見でずっと気になっていた。フェリーニの自伝的要素もあるということで、興味をそそる。 5人の青年の話なんだけど、イタリア人らしく、女ったらし、陽気なおどけ者、神経質、家族思い、とキャラはさまざまな同じ街に住む青年が喧嘩した…

#ベニスに死す

言わずと知れたヴィスコンティ監督作品。 実は初見。特に何の知識もないまま、ホモセクシャルの話というだけで見た。難しい映画なんだろうな、と勝手に思い込んでいたが、単純な話。静養にベニスへやってきた作曲家が、保養先のホテルに滞在中の美少年に一目…

人間失格 太宰治と三人の女たち

高校時代によく読んだ太宰治。かなり影響も受けた。小栗旬さんの太宰はどんなだろ?と思って見た。監督は蜷川実花さん。 いきなり自分のイメージとは違った小粋で、そんな暗くない太宰が現れたので、「こんなん違うやろ⁉︎」と、違和感を拭いされないまま中盤…

ゴーン・ガール

ロザムンド・パイクという見たことない女優が主演で、とんでもない嫁を演じている。ベン・アフレックがその嫁に振り回されまくる夫。 「セブン」、あまり好きじゃなかったが、ベンアフレックが久しぶりに見たくなって見た。 サスペンスなのだが、嫁の性格が…

大阪物語

1957年公開。井原西鶴、溝口健二原作。吉村公三郎監督。 溝口監督がクランクインする直前に入院、そのまま亡くなってしまい、吉村監督がメガホンをとったといういわくつきの作品。 市川雷蔵さんと香川京子さんの珍しい組み合わせの作品なので観たのだが、主…

哀愁

ロバート・テイラーとビビアン・リーの悲恋の物語。 第一次世界大戦中、イギリス大尉のロイは数日後にフランスへ行くことが決まっていたが、たまたま出逢ったバレエ団の踊り子マイラと恋に落ちてしまう。 結婚を決め教会に行くが、急に旅立つ日が1日早まり、…

カルメン故郷に帰る

なかなか見れないでいた作品だが、見て良かった。木下恵介監督。1951年、自分が生まれるずっと前の作品だが、そんな違和感はなかった。 ストリッパー役の高峰秀子さんの、なんと明るく、あっけらかんとしたことか!青空の下でストリッパー仲間と二人で水着姿…

岸辺の旅

黒澤清監督作品。 3年前に自殺して亡くなった夫が、ある日突然現れ、その夫が3年間さまよいながら暮らした場所を妻と共に巡る話。 一見まったりした話なようでいて、やはり黒澤清監督、なにか暗く怖い世界が垣間見れる。 深津絵里さんは、平凡な、感情を押さ…

飢餓海峡

内田吐夢監督。水上勉の小説が原作で、3時間3分の大作。 始まってすぐに画面に引き込まれた。 昭和22年、仮出所中の男二人が北海道で強盗殺人の後大金を奪いその家に火を放ち逃げる、その後三國連太郎さんが演じる犬飼と出会い、3人で逃げるのだが、その日…

豚と軍艦

今村昌平監督1961年作品。 戦後の横須賀が舞台。アメリカ基地の米兵の残飯を養豚の餌にして一儲けしようとするヤクザの話が主体。そのヤクザに使われる下っぱのチンピラが長門裕之、恋人が吉村実子。 養豚を扱っているにしてはなかなか豚が出て来ないなぁ、…

キャスト・アウェイ

ロバート・ゼメキス監督、2000年作品。 何度も見ているけど、最近はCSで見て感想を書いておこうと思った。 トム・ハンクスはものすごく好きな俳優ではないが、ハリウッドには絶対必要な役者さんだと思っている。 飛行機事故で無人島に1人流れ着き、4年の年月…

パターソン

ジム・ジャームッシュ、2016年作品。久しぶりに心酔した。 パターソンという町のバスの運転手、パターソンが日々の出来事をノートの書いているだけの単純な話。 役者、脚本、音楽、美術、すべてにおいてセンスが抜群に良い。昔「ストレンジャー・ザン・パラ…

日本昆虫記

1963年、今村昌平監督。 東北のある村に生まれたトメという女性の大正7年から昭和24年までの生き様。 名作だと聞いていたが、今回見るのが初めて。 自分が生まれる20年ほど前の日本は、こんなに貧しかったのだろうか?!ということに衝撃を受けた。田舎娘が…

考えてもムダさ

イタリア映画祭でオンライン上映にて。 イタリア人の考えらしいタイトルからして面白い。 うだつの上がらない35才のパンクロッカーの男性が怪我をして、久しぶりに実家に帰ってみたら、家族はそれぞれ問題をかかえていた。 みんなめちゃくちゃで、何にもうま…

レ・ミゼラブル

2012年、比較的最近の作品。原作以外、キャストも監督も知らず見たので、ミュージカルになっていることに驚く。 ヒュー・ジャックマンのジャンバルジャンは良かったけど、この話をなぜミュージカルにしたのか?せっかくの名場面や重厚なセリフが歌のせいでほ…

希望の灯り

旧東ドイツの巨大マーケットで働く人々の話。 アキ・カウリスマキ監督の映画みたいに、淡々とした演出の中にホッとするような暖かさもあり、好みの映画だった。 主演の役者は、ホアキン・フェニックスに似た雰囲気のある俳優で、なにか過去を背負ってるよう…