fiorentinax’s blog

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

晩春 デジタル修復版

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1949年度の「キネマ旬報ベスト・テン」の日本映画部門で1位に輝いている。というだけあって、小津監督作品の中でも力作だと思う。20代の頃に一度見たきりでほぼ忘れていたのだが、なんと美しくも悲しい話。忘れていたというより、当時から親不孝な私にはピンとこない話だったのかもしれない。改めて娘時代の父に対する自分の態度が悔やまれる。

 

早くに妻を亡くした大学教授周吉が笠智衆

その父の世話をやいて婚期を逃している娘紀子に原節子。自分が心配で結婚を決めかねている娘に、後妻をもらうとウソをついて嫁にいかす父親。「私はお父さんと一緒にいるのが幸せなんです」という紀子。こんな父娘の関係もあるんだなぁ。今なら親の気持ちも、娘の気持ちも理解できる。紀子が嫁いだ後、一人ぼっちの家で涙する周吉がなんともやるせない。

紀子の親友役の月丘夢路が、とても気の強いしっかりした女性で、紀子にどんどんきつい言葉を浴びせて嫁にいかそうとするのだが、私には幸か不幸か、こんな親友はいない。

 

原節子が今まで見た映画の中で1番美しく思えた。キラキラ輝いている、とはまさにこの時の彼女をあらわすフレーズだ。

ディチェコのパスタ

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水曜日の夕飯。

春キャベツのペペロンチーノ、タコのサラダ、

チーズフォンデュの残りとバゲット、白ワイン。久しぶりにイタリアのディチェコのパスタを使ってみた。イタリアで知り合った日本人でプロの料理人が、乾麺だとディチェコが1番美味しいと言っていた。コシのあるしっかりしたスパゲッティで私も好きだ。

 

イタリアの家庭ではわりと

coopのパスタを使っていることが多いみたいに思った。日本でも私もわりとcoopのを使う。結構イケる。

 

アリスのままで

アリスのままで [DVD]

大学の言語学教授のアリスがアルツハイマー病と診断されてからの話。ジュリアン・ムーアの壊れそうな危うく繊細な演技が素晴らしい。
ジュリアン・ムーアといえば「マグノリア」を思い出すが、今後はこの作品を思い出すのだろうな、と思った。間違いなく彼女の代表作になるだろう。
今までこの病を扱った作品は
ちょっと涙を誘うような過剰な演出が多かったが、ここではそうではなく淡々と時間の経過と共に病気が進んで回りの人や家族も少しづつ
変わっていく様子が描かれていた。

信長協奏曲

映画『信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO』

日本映画専門チャンネルで。漫画は読んでいなかったがテレビドラマで見て面白いなと思っていた。小栗旬演じる織田信長が未来から
タイムスリップして来たという設定なので、髪も短くて侍のように結っておらず、衣装の着物の形や
柄がモダンな感じに変えてあるのが面白い。原作がきっといいのだろう、映画もよく出来ていた。つじつまの合ったフィクションに仕上がっていた。

小栗旬明智光秀の役も信長と同時に演じているが、光秀の陰と信長の陽の部分をうまく演じ分けていて、やはりスター性もあっていい感じになってきたなぁと思った。信長と光秀の対比がこの作品の一番の見所と言うか、面白いところだろうな。
自分の好きな向井理はこの映画ではいまいち光って見えず、特に印象に残ったのは柴田光家役の高島政宏。単純で豪快で、一途に信長を支える家臣の役を素敵に演じておられた。

お花見弁当

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桜が咲いてもずっと寒く、外で食事をする気はしなかったのだが今日はやっと暖かくなったので子供の楽園から宝ヶ池に向かう途中にある公園にいってみた。タッパに入れてたので、うまく写真が撮れずちょっと残念(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

春キャベツとアンチョビのペペロンチーノ

ゆで卵、ポテトサラダ 

バゲット

白ワイン、コーヒー

ROMA

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ローマでメイドをしていた女性の話かと思いきや、このローマはイタリアではなくメキシコシティのコロニア ローマというところであると、見た後に調べてわかった。

アカデミー賞受賞番組を見ていて、1番面白そうだと思っていたものが出町座でやっていたので見てきた。

主人公の少女がメイドに入っているうちも、本人も、1970年の不安定で抗議運動で揺れるメキシコシティも、すべてうまく行っておらず暗い内容。でも白黒の画面から映画のパワーみたいなものが伝わってきた。

車庫入れのシーン。車の幅ギリギリにサイドミラーをすりながらなされる。地面のその家の飼い犬のフンを踏みつけながら。まったくうまくいっていないこの家の夫婦のイライラがよく伝わってくる、うまい演出だなぁと思った。

 

もともとNet flixのオリジナル映画だったらしい。なかなかいい映画だった。