スパゲッティ ミートソース
何年ぶりかにミートソースを作ってみた。
イタリアではラグーというのだが、イタリアで作ると、あちらの肉の質が違うのか、こってり、コクのある感じに仕上がるのだが、日本で作ると少しあっさり目になる。まあ、これはこれで美味しいけど。今は冷蔵庫にパルミジャーノのかたまりがないので、普通の粉チーズのパルミジャーノをかけたが、喫茶店で昔食べたような懐かしい風味があって、これはこれでよかった。
本格的に凝る料理は30代の時によく作ったりしたが、今はうちにある材料、普通のスーパーにある材料で、簡単に美味しくできたらそれで
いいなぁ、と思うようになった。
ドラマ「きのうなに食べた?」に出てくるくらいの家庭料理が、作るのも食べるのも飽きがこないで結局定番メニューとして、しょっちゅう作るようになる。
私はパスタ、うどん、そば、米はまんべんなく使うが、パスタは一皿で済むし、具はなんでもいいし、腹持ちもいいからやっぱり楽。イタリアでは家庭でも、修行先のレストランでも、具はなんでもありだった。ニンニク、パプリカと松の実、みたいな日本ではありえないような具のスパゲッティをまかないで食べたが、意外とおいしく、オリーブオイルとニンニクさあれば、具はほんとになにを使ってもいいんだな、と分かった。