fiorentinax's ブログ

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

愛の渦

愛の渦

友達にすすめられて見た。事件が起きる前に友人も私もファンの新井浩文もでてて面白いよ、と言われて。
三浦大輔という知らない監督だった。
もともとは同監督による戯曲だったそうだ。戯曲のほうもきっと面白いだろうな。

乱交パーティに集まった、年齢も肩書きもばらばらな男女8名の一夜の話。こういう世界があるのか、という驚きと、あぁなるほどね、
こういうことってあるだろなぁ、こうい人っているだろな、という変な納得をしながら初めから終わりまで目が離せなかった。
役者も新井浩文池松壮亮滝藤賢一、榎本時生、窪塚洋介田中哲司などおなじみの個性派ばかり。みんなリアリティがあっていい演技していた。
この映画で初めて知った女優、門脇麦と赤澤セリもすごく印象に残った。
脚本が面白いから映画が面白くなるのは当然だと思うが、これと違ったキャストだったらこの映画はまたぜんぜん違った感じになっていたんだろうなと思う。ラストの門脇麦の台詞が意外で、かっこよかったなぁ。やっぱり女のほうが男よりドライなのかなという印象。

タンデム

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主演のジェラール・ロシュフォールとジェラール・ジョニュの演技がすばらしい。公開当時に劇場で見て、今回ponymanさんに
VHSを譲っていただき20年ぶりくらいに見てみたのだが、やっぱりパトリス・ルコントの映画はいい。なんとなく暗いところが好きなのだが、
どこかユーモラスで哀愁が漂ってるところがいい。ロシュホールが色気も悲哀も茶目っ気もすべて持っていて、ほんとに魅力的な俳優だなぁ、と改めて思った。
この手の友情ものはお涙ちょうだい的なストーリーになってしまいがちだが、そんなことはまったくなく、さらっとなんだけど
胸にぎゅっと迫る男同士の友情がうまく描かれている。かつてはいた妻も恋人も今はいなくなってしまって、一人ぼっちになった中年と初老の男性が二人でお気に入りの車で旅を続けて行く。そんな人生があってもいいじゃないか、と思った。

週末の夕飯

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スパゲティボンゴレ手羽先の塩焼き、白菜とベーコンのトマトスープ煮。むしょうに生クリームが食べたくなり、デザートにはいちごのショートケーキ。白菜は昼間にキューピー3分クッキングで白菜の葉の間に豚バラ肉を挟んでお酒をふりかけて蒸し煮にして、みりん、ポン酢、生姜で味付けする料理からうちにあるもので洋風にアレンジしてみた。白菜の間にベーコンを薄く切ってはさみ、白ワインを少しかけて蒸し煮。水少しと、トマト缶1/4くらいと、粉末のコンソメでくたっとするまで煮た。バゲットに合って美味しかった。

たこ焼き

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10年以上使っていたと思うが、たこ焼き器が壊れて、新しいたこ焼き器を買って初めての調理。やはり新しいのは焼けるのがちょっと早く嬉しい。性能が良くなっているんだろうな。

 

いつも作るたびに粉はホントにシャバシャバに、とわかっているのだがたこ焼き粉の袋の説明通りの分量でやって少々固めになってしまう。2回目から水をかなり足してやっとフワフワの食感に。次回も相当シャバシャバにすることを忘れないようにしないと。

ディパーテッド

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マーティン・スコセッシ監督だと見たあとに知った。マーティン・スコセッシらしいドロっとした人間の汚さを見せる描写がなかったのは、リメイクだからだろうか?本元の香港映画「インファナル・アフェア」を見てないのでなんとも言えないが、よく出来たストーリーで、最後までハラハラした。本当はチンピラでもヤクザでもない刑事のディカプリオが潜入捜査のためマフィアの一員になり、ビクビクする気持ちを隠しながらボスのジャック ニコルソンに信用されていく過程が面白かった。「ギルバート・クレイプ」で見てから、「タイタニック」で一気に売れて、ただの2枚目役で終わるのかと思いきや、「ビーチ」みたいな変わった役をやったり、「ジャンゴ」のような汚れ役、いろんな顔をもつ俳優になったな、と思う。

「キャッチ・ミー ・イフ ・ユー ・キャン」の彼が結構好きだが、今回の役はまた違ったテイストの難しい役を繊細に演じていて本当に素晴らしかった。

 

マット・デイモン汚職刑事の役を非常に上手く演じており、ディカプリオと互角に渡り合っていた。顔が悪役なので、こういう役は合う。

 

マーティン・スコセッシはかなり好きな監督だが、「ギャング・オブ・ニューヨーク」がもうひとつ期待はずれで、どうしたのかな?と思っていた。でもやっぱりマフィアもの扱ったらこの監督は面白いなぁ、と改めて思った。

コラテラル

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ジェイミー・フォックストム・クルーズのダブル主演。ジェイミー演じるタクシーの運転手と

殺し屋トム・クルーズのアクション物なのだが、アクションというより、2人のかっこよさに終始うっとり。

 

トム・クルーズはすごく仕立ての良いスーツにサングラス姿で冷静な殺し屋。さすがすごく華がある。ジェイミーはラフなパーカー姿で、ちょっとした夢を持つただのドライバーなのだが、この人って何をやっても素敵なんだなぁ。ジャンゴでの堂々とした主役、ドリームガールズでは脇役で嫌なオトコを演じ、今回は好感の持てる一般人みたいなクセのない役もなんなくこなす。歳を重ねると、さらにいい感じになっていきそうな雰囲気もある。トム クルーズのしつこいターミネーターみたいな殺し屋も、なんだが面白かったし、カッコよかったなぁ。むかしの映画、「カクテル」の時なんかよりずっと良い役者になってくれて、同世代でずっと見てきた自分にとっては嬉しい限りだ。

最後の恋のはじめかた

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ウイル・スミス主演、ラブコメ。友達が音楽がわりといいというので貸してくれた。ウイル・スミス、洒落ているし、ソツはないしカッコいいのだが、あまり魅力感じないなぁ。ジゥイミー ・フォックスみたいに悪役もはまるタイプじゃないのが残念。話としては安心してみれるハリウッドのハッピーエンドのラブストーリーでうまくまとまっていた。