#ハウス・ジャック・ビルト
「ラース・フォン・トリアー監督・脚本、マット・ディロン主演による2018年のサイコロジカルホラー映画である。1970年代から80年代にかけての12年間にわたって米国ワシントン州で暗躍したシリアルキラーのジャックが描かれる。」
以上、ウィキペディアより
マットディロンの長年のファンで、とツイートしたら、フォロワーさんが勧めてくれて見てみたのだが、予想を遥かに超える面白さで驚いた!
サイコものは好きでも嫌いでもないし、元アイドルのマットディロンのサイコってどうなのかな?と思って見始めた。そんな懸念をよそに、最初から演出が上手くて、ドキドキ。
画面にぐっと引き込まれた。
殺人を芸術と捉えている自称建築士の異様な頭の中。殺した人を積み上げてかれの理想の家を作ろうとする。
演出は、デビットリンチの影響を受けているのかと思うが、赤の印象がきつかった。
恋人を殺し、乳房を切り取り、その皮で財布作ったり、これは事実かどうかは定かではないが、いかにもリンチ的で笑ってしまった。
使われている曲で、自分が若い頃に大好きだったものが使われていて、気分は高揚。サイコものを見て、こんな気分になったのは初めてだった。
監督は「ダンサーインザダーク」、「ドッグウィル」、「奇跡の海」を撮っている人だ。
変わった映画ばかりで、面白いんだけど私にはピンと来なかった作品ばかりだったが、今回のこの作品は大好きだ。
マットディロンの俳優としての地位が確固たるものになったと思うし、嬉しい。