アルケミスト
本が好きな友人の薦めで読んでみた。
かなり人気らしく、夏の終わりに予約してやっと手元に届いた。
ある羊飼いの少年が宝探しの旅をする途中で、さまざまな分岐点に立ち、予兆や予言、啓示をくれる人と出会い、自分の夢に向かって進んでいく、というような話。
宗教的なところはちょっとついていけなかったが、自分の人生を振り返って、少年が受けた啓示と照らし合わせてみると、「なるほど、そうだよなー」と、素直に共感できる部分がかなりあった。全世界で翻訳され、多くの人に好まれている本だというには理由があるんだな。
特に説教がましいところもなく、割とスッと読めた。
どこかで聞いたタイトルだと思ったら、先斗町に同じ名前のバーがある。オーナーの愛読書なのだろうか?