高台家の人々
土方政人監督作品。
CSで観賞。
「ごくせん」「デカワンコ」の森本梢子による人気ラブコメディ漫画を綾瀬はるか&斎藤工の共演で映画化。
趣味が妄想という地味なOLの前にエリートでハンサムで文句のつけようもない男性が現れる。しかし、彼は人の心を読めるテレパスという能力を持っていて…というストーリー。
ヒロインの木絵が妄想するシーンが楽しくて、そこに登場する妖精と会社の上司の役を一人二役で、お笑い芸人ドランクドラゴンの塚地さんが演じているが、その妖精の話し方、言葉尻に「○○でゲス」とつけて話すのがなんともおかしくて愛嬌がある。「ハンサムスーツ」の時も素晴らしかった。
話も原作があるからさすがにうまく出来ている。斎藤工演じる高台光正の家族のキャラクターもそれぞれ魅力的で、よく出来ていた。
綾瀬はるかは、こういう地味な女性の役が多い。ちょっと自信なさげな話し方と、メイク、ファッション、髪型でいかようにも変われる
素朴な美しさが魅力なんだろうなと思う。