fiorentinax's ブログ

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

フェイク

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1997年公開当時、映画館で見たのだが、冒頭あたり寝てしまい、詳細を覚えてなかったので見直してみた。実在したFBI捜査官の手記をもとに制作されたらしい。

 

ジョニー・ディップもアル・パチーノも大好きな俳優。どちらも実際に存在する人物のように役になりきっていた。映画館で見た当時は自分も30代で気が付かなかったというか、よく分からなかったが、今見てみると、改めて二人とも色気があって、いい男だこと!贅沢なキャスティングだ。

 

そこまで成功し切れていない、ちょっと貧乏臭さと人間味あるマフィアをアル・パチーノが好演。下町に溶け込んでいた。マフィアの中にFBIの秘密捜査官として入り込むジミーを演じるのがジョニー・デップ。二人はすぐ子弟関係になる。

 

こんな美しいFBI捜査官はいないだろうが、繊細な演技でイラつく心の内の葛藤が伝わってくるようだった。ジミーの妻が自宅に物を取りに帰った彼の言葉遣いとそぶりに、「ホントのヤクザみたい!」と怒るシーンがあったが、ジョニー・デップが美しすぎて、アロハみたいなチンピラっぽいシャツを着て汚い言葉で話そうとも、私にはまったくヤクザには思えなかった(笑)

FBIにしても、ヤクザにしても、なかなかこんな美男はいないだろう。

 

男同士の友情ってよくわからないけど、この映画見たら、なんとなく分かった気もする。