fiorentinax's ブログ

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

きみの鳥は歌える

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柄本祐が出演していたので、Amazonプライム・ビデオで気楽に見てみた。出だしは、いわゆるフリーターの自由気ままなゆるい生活で同居している男性2人の様子が映し出された。

そこへ1人の女性が入り、三角関係になっていくのだが…話的にはよくある話で新鮮味はなかった。

 

なんだかイライラするような展開で、特にヒロインが好きになれなかった。久しぶりに不快な女性だった。三角関係といっても「突然炎のごとく」と全然違って、ダラダラしていてパッションなんてなかった。

 

柄本祐は相変わらず達者で、やんちゃなフリーターをリアルに演じていた。

しかし、それより目を奪われたのは染谷祥太だった。この俳優をちゃんと見たのは「聖おにいさん」のブッダ役だったが、その時はキャラものだったので、役者としてどうか、とか深く考えて見てなかった。その後、この映画を見た。すごく目を持って行かれる役者、というか、好きなタイプでもないのに、惹かれるところがあった。三人の登場人物が同じ部屋にいても、染谷にどうしても目がいく。彼の目と佇まいが綺麗なんだと思う。今は大河ドラマ麒麟が来る」で、織田信長役をしているが、すごく面白い信長で、これからもどんな演技をしてくれるのか楽しみだ。

主役ではなく脇役として輝くであろう、注目の若手俳優だ。

 

彼の演技が見れたのが、この映画での収穫だった。妻が菊池凛子と知ってますます興味が湧いた。女性の趣味もしぶい。