ストリート・オブ・ファイヤー
大学同時に公開されて映画館に見に行った。今も見ると、自分の青春時代のことを思い出す作品で、特別な思いがある。
当時サントラ版をすぐに買いに走って、何度も聞いていたが、やっぱり今見ても映画が面白いのとは別に優れた音楽作品のような気がする。
すごく良い曲が詰まっている。
仲違いしたカップルが復縁し、雨の中のラブシーン。下町の人々と悪のグループの抗争、ライブシーン、カーアクションなど青春映画の王道シーンが次々と出てきて、まったく退屈しない。加えてマイケル・パレとダイアン・レインの美しさ、脇役の充実。よく出来た娯楽映画だなぁ、としみじみ思った。
マイケル・パレの斜に構えた感じがなんとも言えず好きだ。こんな日本人はいない。ウィリアム・デフォーも皮の上下にリーゼントで決めて、彼のイメージ通りの悪役で出てくるし、エド・ハリスの奥さんエイミーがいかした元兵隊の役で出てくる。「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」のリック・モラニスも嫌味なマネージャー役で出演。豪華で達者なキャスト!
何回見ても、なんだかワクワクする作品だ。