fiorentinax's ブログ

自宅で作った料理や、見た映画の感想、旅行の思い出を記録に残そうと始めたブログ

女と男の観覧車

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ウッディ・アレン監督の映画にしては、クスッと笑える様なところはあまりなく、ヒロインの中年女が愛人に対する嫉妬のあまりヒステリックになっていくところがなんだか生々しくて見ているのが辛かった。

 

カイロの紫のバラ」、「ギター弾きの恋」でも出てきたのだけど、遊園地のジェットコースターの下の足場のところ。なんか舞台裏、って感じでいつも哀愁を感じる。たいてい夕暮れ時がでてくる。ウッディ・アレンの好みの場所なのだろうか。私にはあそこは、人生の裏舞台のように感じる。王道のみんな幸せ、という家族や、恋人同士ではなく、なにかの事情がある人たちが会ったり、暮したり。

「ビッグ」を見た時も、イタリアの遊園地に行った時も同じように思ったが、遊園地は楽しい場所のはずなのだが、なぜか悲しい感じがする。日本とは全然違う感じのする欧米の遊園地。

 

主演のケイト・ウィンスレット、「タイタニック」の印象が強かったが、今回の役所、生活に疲れたウエイトレスの主婦を違和感なく演じれる女優に成長したんだなぁ。しかし、このヒロインはどうも好きになれなかった。あまりにも自分勝手すぎて。義理の娘と愛人役は良かったのだけど。

ラストもいつものウッディ・アレンの作品みたいに良い余韻ではなく、今回はちょっと後味が悪い尾の引き方の終わりかただった。